アナログダイアル表示 デジタルVFOユニットの製作      Back    

 

今回のVFOの製作には、ESP32と言うマイコンのソフトの書きなおし、コンパイル、書き込みが
出来ないと、完成できません。

Arduino ICEとは、Arduinoと呼ばれる、マイコンボ−ドのために開発された、開発総合環境ソフトです。
通常は、Arduinoボ−ドを使うとき使用するソフトですが、ボ−ドマネ−ジャ−と呼ぶ機能部分を、
ESP32ボ−ドが使えるように入れ替えると、ESP32ボ−ドに対して、ソフト開発/コンパイル/書き込み
が、できるようになります。
後ほど、ESP32ボ−ドマネ−ジャ−の、プラグインを説明します。

注意:説明に当たり、筆者はこのジャンルの専門家ではないため、まちがっている場合もあるかと思います
        詳しいことを知りたい場合は、ネットで検索して、調べてみてください

     2023/12−29 情報追加/訂正する  CYTEC


 ArduinoIDE ダウンロ−ド と インスト−ル

ArduinoIDEは、無料で、ダウンロ−ドできます。(寄付を募る画面は出ます)

  ArduinoIDEのダウンロ−ドは  ・・・・  Click

  2023/12月 現在のバ−ジョンは Ver2.2.1

各種パソコン用に、ダウンロ−ド・ファイルが用意されています。
一番多いのは、Windowsだと思います。Win用でも、3種類用意されています。
どれをDLしても同じですが、赤まるで囲んだ、一番上の物をダウンロ−ドして、
インスト−ルしました。
お持ちのPCに合わせて、インスト−ルしてください。

なお、DownLoadする際、寄付をお願いする画面が出ますが、「JUST DOWNLOAD」
選択してください。なお、寄付される方は、画面に指示に沿って寄付してください。

Arduino IDEのインスト−ルに成功すると、ディスクトップに  このようなアイコン
ができているはずです。

ArduinoIDEの日本語対応

上記のアイコンを、クリックしてArduino IDEを立ち上げます。

メニュ−バ−の「File」 をクリックして、次に「Priferences」を選択してください。

下記の画面になりますので、「Language」の横の窓から、「日本語」を
選択してください。これで、日本語が使えます。

  


ArduinoIDE USBドライバ−について

ArduinoIDEは、タ−ゲットボ−ドへの、書き込みも行います。その際、USB端子を使いますが、
USBドライバ−が必要になります。上記のサイトから、DLしてインスト−ルした場合は、ドライバ−
も一緒にインスト−ルされるはずですが、確認は取っていません。

意外と、このPCとESP32ボ−ドの通信が、問題となる場合があります。(認識しないなど)
その場合は、Winの「システム」の、「デバイスマネ−ジャ−」の「ポ−ト COM/LPT」を見て
ドライバ−が、インスト−ルされているかを確認してください。

私の場合は、うまくドライバ−がインスト−ルされなかったので、「Silicon Labs社」より
「USB−UARTブリッジVCP ドライバ−」をDLして、使用しています。

  Silicon Labs USBドライバ−のDownLoad ・・・  Click

サイトからDLして、インスト−ルソフトが付いてきますので
それを使えばインスト−ルできます。

 

 

 

 

 

 「システム」−>「デバイスマネ−ジャ−」−>ポ−ト を見て確認します。
   COM5が、割り当てられています。

 クリックすると大きくなります。

 

 

 

 


ArduinoIDEを ESP32対応にする

Arduino IDEを、ESP32ボ−ドに対応させるには、次の作業が必要になります。
画像は、クリックすると拡大します。

今回のソフトをコンパイルするには、下記の作業が必要になります。

1)Arduino IDEにプラグインする、「プラットフォ−ム esp32」がどこにあるかを、URLを記入する。
2)Arduino IDEの、「ボ−ドマネジャ−」を使い、「プラットフォ−ム esp32」をインスト−ルする。
3)Arduino IDEの、ライブラリ−マネ-ジャ-を使い、「表示用ライブラリ−」をインスト-ルする。


Arduino IDEの最初の画面ですが、ボ−ドマネ−ジャ−と、ライブラリ−マネ-ジャ-の
 呼び出しボタンがあります。

 このボタンを、クリックするとそれぞれのマネ-ジャ-を呼び出すことができます。

 終了は、再度ボタンをクリックしてください。



赤丸の「ファイル」をクリックしてください。
   プルダウンメニュ-から、「基本設定」を選択してください。


赤丸の 「追加のボ−ドマネ−ジャ−のURL」 欄に、下記のURLを
  コピ−&ペ−ストで張り付けてください。(コピペしてください)

https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json

 上記のように記入(コピペでOK)したら、OKをクリックしてください。
  後は、自動的にインスト-ルされます


次に、ボ-ドマネ-ジャ-を使い、ESP32プラットフォ-ムを、インスト-ルします。
  これにより、Arduino IDEで、ESP32ノ開発ができるようになります。

ArduinoIDEのメニュ−から、「ツ−ル」−>「ボ−ド」−>「ボ−ドマネ−ジャ−」を
   選択してください。

   (上記の写真の場合、一度使ったので表示文字は違うところがあります。)

  もしくは、サイドのボ-ドマネ-ジャ-呼び出しボタンを押してください。

ボ−ドマネ−ジャ−の画面で、赤丸の「検索」欄に、「ESP32」と
  入力してください。

インスト−ルできるプラットフォ−ムが、2種類表示されます。

必ず、「esp32 by Espressit Systems」 のほうをインスト−ルしてください。
  
バ−ジョンは、Ver2.0以上であれば、大丈夫です。

   ヒント:コンパイルができない場合、Verを下げたものをインストるすると、
     良い場合があります。Ver2.0あたりで試してみてください。

以上で、ArduinoIDEを使い、ESP32ボ−ドの、開発/コンパイル/書き込みが
できるようになりました。


 次は、ディスプレ-に表示させるための、ライブラリ-をインスト−ルします。

Arduino IDEのサイドにある、ライブラリ-マネジャ-呼び込みボタンを、クリックします。

 

 

 

 

 

 

 

使用するライブラリ-は、「LovyanGFX Ver1.1.7」 です。

 ライブラリ-マネ-ジャ-と書いてある下の窓に、
 先ほどの「LovyanGFX」と入力してください。

すると、その下にライブラリ-の一覧が出てきます。

該当するライブラリ-を探すと、「インスト-ル」と言うボタンがあります。
(下の図では、もうインスト-ルしてあるため、削除の文字が表示されています。)

「インスト-ル」のボタンを押すと、あとは自動的にインスト-ルされます。


以上で、Arduino IDEで、ESP32の開発/コンパイル/書き込みができるようになりました。


          ご質問は、  cytec@cytec-kit.com   まで。                                Back