タイトル:フリ−ウェア−プリント基板エディタ−”PCBE”の紹介。 File-005 Back


  プリント基板をア−トワ−クするとき使用する、フリ−ウウェア−のプリント基板エディタ−”PCBE”を、紹介します。
  以前、CQ誌の”付録CD”にも入っていましたので、ご存じの方も多いのではないかと思います。 

 CYTECでは、現在すべてのプリント基板に、この”PCBE”を使用しています。 このサイトで、今後紹介して行くプリント
     基板のデ−タは、すべてこのソフトの形式で行きます。基板を正確に再現するには、絶対に必要になりますので、是非と
     もインスト−ルして下さい。

 

  「PCBE」でのア−トワ−ク・サンプルです。(クリックすると大きくなります。
     このような形で、基板のデ−タを、提供して行きます。

     PCBEの「ファイル」を選び・・・
                   「確認印刷」で −−>「部品配置図」が得られます。
               「版下印刷」で −−>「感光基板用マスクフィルム」が得られます。

 

 

 

      プリント基板エディタ−「PCBE」をダウンロ−ドする。
          注:PCBEの作者の、高戸谷さんの許可を得ています。

    CYTEC「FRMS」の基板をダウンロ−ドしてみる。(313K)


  自分で基板のア−トワ−クを、しませんか?。 


        プリント基板のア−トワ−ク(パタ−ン設計)は、決して難しい物では有りません。しかし、ハンダ付けと同じように、経験が必要
        です。はじめは、1石マイクアンプなどの簡単な物から、手がけてみてはいかがでしょうか?。
    「PCBE」で、パタ−ン設計をする場合、「パ−ツライブラリ−」が必要になります。これは、部品の外観図と、ピンの位置が原寸
    大でかかれた物です。これを作成するとなると、パ−ツの数も多く、結構労力がいります。そこで、自分でやってみたい方のため
    に、CYTECで使用している「パ−ツライブラリ−」を、公開します。ただし、個人的な物なので、使用に際して不便な点が有ると
    思います。下記のヒントに沿って、自分用にアレンジして下さい。

    注意点 ・・・・ 圧縮ファイルの形になっています。解凍すると「パ−ツライブラリ−」の他に、「PCBE.INI」ファイルが収納されて
             います。これは、CYTEC/サイテック版のPCBE設定ファイルなので、オリジナルの「PCBE.INI」と、かならず
             入れ替えて下さい。(表示が正確に、出来ない場合が有ります。)

    パ−ツライブラリ−編集のヒント。
                            1)自分専用のライブラリ−ファイルを作る。
                            2)サイテックのパ−ツライブラリ−から、パ−ツを呼び出す。
                            3)そのパ−ツに自分で解るような名前を付け、先ほどの自分専用ファイルに、セ−ブ
                              する。名前は、数字、漢字、カタカナ、平かなで付けられます。また、ライブラリ−内
                              で、ソ−トされますので、よく使う部品は名前を工夫して、上位にくるようにします。

                          上記の操作方法は、PCBEのHELPを、お読み下さい。

    「PCBE」を使用してのパタ−ン設計は、基本的には「感光基板」使用を前提にしています。しかし、配置や線の太さなどを
      工夫する事により、「手書き」で基板上にパタ−ンが、書けるようになります。今まで、方眼紙を使っていた方も、今後は
      「PCBE」で、パタ−ン設計を、してはいかがですか?。

   [PCBE]用パ−ツライブラリ−、CYTEC版をダウンロ−ドする。(LZH形式、119K)


  初めてCADを使う人に為に、ミニ知識(用語の解説)を・・・。(PCBE HELPファイルより)
 

アパーチャ

1)作画する要素の形状、大きさなどが定義されています。
2)PCBE では、丸と正方形がそれぞれNo 0〜255の、256個ずつ使えます。
3)各々のアパーチャの大きさは、0.001mm〜100mmの範囲で自由に設定できます。

*ランド、ライン等はアパーチャで構成されています。

※各ファイル間でアパーチャを揃えておかなければ、他のファイルからコピー/部品呼出などで、ランド、パターンなどの太さが変わります。

レイヤー

1)作画する層です(透明な作画用紙が重なっている様なイメージ)
2)一般に版下毎に一つのレイヤーを使います。
3)PCBE では、0〜63の64レイヤーが自由に使えます。
4)それぞれのレイヤーは、名前、色、表示、編集など自由に設定する事ができます。

※各ファイル間でレイヤーを揃えておかなければ、他のファイルからコピー/部品呼出などで、レイヤーが合わなくなります。

ランド

1)丸と、角(正方形)があります。
2)半田付部等に使います。
3)PCBE では、丸ランドは穴用にも使います(ホールとして使用)

ライン

1)丸ラインは、接続用のパターン、塗潰し等に使います。
2)角ラインは、チップ部品の半田付ランド等に使います。
3)ラインの作画する時に作画点を、ランドの中心、作画してあるラインの端点、等に作画すると、変形時に接続したままで変形できます
  (グリッドに載っていない端点は、交点/端点入力で作画すれば確実です)

*角ラインを使用すると、Ver 0.3 より前のバージョンでは読込めなくなります。

パッド

複数レイヤーの、丸ランドのグループです。


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