タイトル:「FRMS」を使用したコイルの”Q”の測定方法。File-004 Back
「FRMS」の応用例として、コイルの”Q”を測定する方法を、紹介します。
まだ多種のコイルについての測定は行っていませんが、アマチュア・レベルとしては十分実用になると
思います。
マイクロインダクタ−(1uH)の”Q測定”風景です。10MHzでの測定です。FRMSの表示からデ−タを読み、上記の計算式で
”Q”を求めてみますと、約Q=67 となります。
マイクロインダクタ−も、以外とQが高いので驚きです。
コイルのQは、周波数により高い値を示す所が有ります。この特性を取った物を、「Qカ−ブ」と言います。今回は、これらを加味
していません。出来れば数カ所で測定すれば、より実際に近くなると思います。判断は各自にお任せいたします。
Back ©CYTEC 2002/2