皆さん、こんにちは。
今年5月に、si5351Aを使用した、MonoBand-VFO
のキットを出しましたが、HPの表紙部への紹介を、書くのを忘れて
いたので、今日UPしました。
忘れていたのは、Libra7000にかかりきりで、忘れていたのです。
HPの表紙も、よく見ていなかったと言う事ですね。
Libra7000のキットの説明書ができました。
pdfファイルで作りました。
CDに収納して、基板+主要パ-ツで、キットにします。
必要な所は、各自で、印刷していただきます。
R,C,L(一部)を、各自で購入していただきます。
フルキットですと、このCRLのパッキングが、大変でした。
小さなキットですと、パッキングできますが、規模が大きくなると
これが、結構大変なのです。
年をとっても、ある程度長くキットを供給していくには、申し訳ございませんが、手抜きをさせていただきます。
一応、秋月電子通商さんで、通販で入手できますので、大丈夫だと
思います。
明日にも、Libro7000にキットにパッキングするパ-ツを
発注します。もう少しで、販売できそうです。
今回は、ほぼ一年間を費やして行ってきた、プロジェクトです。
ようやく、終わりそうです。はっきり言って、疲れました!!。
皆さん、こんにちは。
毎日、マニュアルを書いています。
結構あるので、飽きてきました。hi
後は、総合結線図の製作です。
マニュアルが出来たら、必要なパ-ツを発注して、来たらパッキングです。まだ、ちょっと遠いですね・・・。
さて、ここへきてLibra7000の受信音のトリミングをしてみました。
受信時使うスピ-カ-は、車のステレオのスピ-カ-です。
古い物ですが、作りが堅牢で、音がいいので愛用しています。
そのスピ-カ-で、7MHzを聞いていると、最近はリグが良いせいか皆さん尾送信音が良く、特に低い音を出している局が、多くなりました。
あるとき、その低音が出た信号を聞いていた時、どうも同調が取りにくいことに気が付きました。Libra7000は、製作したままですが、受信音が低いほうに偏っているようです。
初めは、セットノイズが少ないと思っていましたが、どうも高音が
出ていないみたいです。そのため、同調が取りにくかったようです。
また、弱い局を受信した時、了解度が悪い感じもしていました。
弱い局ですと、高温が出ていないと話の内容が分かりにくくなります。
受信している、私自身にも問題が有り、年を取ってくると、高い音に
対してのレスポンスが落ちてきます。
低音が出て、やわらかい音で、いい感じで受信ができると思っていましたが、いろいろな人が出ている中では、時としてはまずい状況になって
しまいます。
良く、送信音を作ったりすることが、はやっているようですが、
受信音も、自分のスピ-カ-などの特性に合わせる必要があるのではと思います。
そこで、Libra7000の受信音を、私のスピ-カ-に合わせるため、高音を少し出すように改良しました。
これは、あくまでも、私の受信設備に合わせたものですが、何かの
参考になればと思います。
回路図をUPします。
AFのプリアンプ部は、オリジナルですと、エミッタ-のコンデンサ-
をつながず、NFBをかけていましたが、NFBを掛けると音はやわらかくなりますが、低いほうに特性がずれるようです。
そこで、エミッタ-に抵抗と10uFを入れ、nfbをやめました。
それでも、まだスピ-カ-から出る高音域が少なく感じたため、
0.1uFをエミッタ-に入れて、高音域だけゲインが、上がるように
しました。
ついでですから、この0.1uFの数を変えて、高音域の出方を
替えられるようにしました。
この改造で、自分的には、弱い局も聞きやすくなったと思います。
また、低音が出ている局も、高温が足されて、いい感じになったと
思います。
ただし、あくまでこれは、私の感じですが…。
Libra700は、受信機として歪が少なくできています。
またセットノイズも少なく、低い音域まで再生します。
それが、偏っていると、なんとなく同調がしにくく、聞いていても
分かりにくい時が出てきます。
今回は、これが勉強になりました。
受信音は、結構奥が深そうなので、遊べそうですね。
皆さん、こんにちは。
今月も、もう29日になってしましました。
今月も、あまりHPを更新することもなく、終わりそうです。
現在やっていることは、Libro7000のセミ基板キットの準備です。
基板と、主要部品(入手しにくい物)と、マニュアルをパッキングした
キットです。
基板は、ようやく準備できました。
今、マニュアルやパ-ツリストなどを、編集しています。
近々、キットが出せると思います。
今回ご用意できる数量は、9setです。
驚くぐらい少ないです。
これは、使用する部品で私が供給できる数からで、手持ちがもっとあれば、数を増やすことができるのですが。
現状、精いっぱいです。
基板を10set作り、1setは、私が試作する分です。
供給する基板の間違いなどを、確かめないといけないので、この作業は
必要です。ミスの部分は、マニュアルにて訂正します。
-・・・-
今回の受信機は、自作受信機としては、ある程度ハイレベルです。
ただし、HPなどで他のOMが絶賛するほどの性能は、無いかもしれ
ません。
それは、製作しやすいように、使用回路をデチュ-ンしたり、
基板も一枚基板にまとめたりと、製作のしやすさを第一に考えて
開発したためです。
高性能な受信機と言われている物でも、その性能を十分に発揮できる
場面は、かなり少ないと思います。しいて言えば、コンテストの時
ぐらいでしょうか。それも、近くにKW局がいるなどの場合でしょう。
今回の受信機は、それなりに性能を狙いましたが、あまり過大に期待しないでくださいネ。
1年を通して受信テストをしてきましたが、それなりに良い所や、
悪い所も分かりました。
しかし、今まで製作した受信機の中では、一番だと思っています。
癖もありますが…。
サ-、今年も数か月で終わりになります。
本当に、受信機の一年でした。
ずいぶんと勉強にもなった一年でした。
もう少しでこのプロジェクトも、終わりにしたいのは、個人的な
感想です。
作った試作基板の数や、測定した回数など、疲れました。
では、今日も本業の閉店時間となりました。
下記改造の、補足をしておきます。
一番の改造は、BM出力に入っている、バイファイラ-巻きトランス
の、出力側に入れた330pFです。
これは、基板の後ろ側に入れてください。
(私は、ピンの所に入れました)
これを入れてから、ぐっとサプレッションが良くなり、安定しました。
トランスの2次側を、1タ-ンから、2ターンにしましたが、
これは、してもしなくても同じかもしれません。
サプレッション改良をしていた時、BMの負荷が重いかと思い、
2ターンにしました。これで、サプレッションが変わるかは
分かっていません。
出力のLM7171の抵抗値を変えましたが、出力不足の
感がありましたので、変更しました。
レベル的に問題ないなら、そのままで良いでしょう。
PICの出力に入っている、OPアンプの、抵抗値を変えましたが、
これは変えても変化はありません。
100Kでは、大きすぎるなと気が付き、1Kにしました。
個々の抵抗値は、入力につながっている抵抗値と、同じぐらいと
ネットからの情報で変えてみましたが、100Kでも問題は
無いようです。
私のジェネレ-タ-は、BM出力後の、LPFは取り外しています。
LPFのコイルが悪さをしてるかと思い、撤去しましたが
関係ありませんでした。元に戻すのが大変なので、そのままです。
基本的には、ここにこれがあっても、問題はないはずですね。
受信機ができたせいか、もう一台「デジタルPSN送信機」を
製作したいと思うようになりました。
いつになるかは分かりませんが・・・。
皆さん、こんにちは。
受信機ができたので、dsPSN送信機「Orion406TX」と
使えるようにとやっていたところ、キャリアサプレッションが
不安定なことに気が付きました。
また、リニアアンンプを付けると、少しパワ-計の針が振れます。
そこで、SSBジェネレ-タ-の、「Easy-PSN SV」を
多少改造しました。
基本的には、キャリアサプレッションの改善です。
回路図を、「画像フォルダ-」にアップしました。
何かの参考イなればと思います。
皆さん、こんにちは。
長らく製作してきた、7MHzSSB受信機「Libra7000」
の1号機が完成しました。
完成と言っても、ケ-スにとりあえず入れただけですが。
ケ-スは、再利用です。パネルに余計な穴が開いています。
フロントを見て、思い出す人がいるのではないでしょうか。
このケ-スは、もとは、「Planet40R」でした。
2008年ごろ製作した、7MHzの受信機です。
今まででしたら、作品は取っておいたのですが、長年の間には
溜まってしまい、しまうところも探すようです。
そこで今回は、残念ですが、Planet40Rを解体して、中身を
Libra7000にしました。
VFO出力は、そのままで+3dBmの、出力です。
実は、Libro側で、アンプして、+10dBmにしたのですが、
どうもIF基板に回り込むようで、Sメ-タ-が振ってしましました。
そこで、必要なレベルは、送信機側でアンプするように変更しました。
ソフトの余裕が少しありましたので、ダイアルロック機能を付けました。
メモリ-は、1chです。PICに余裕があれば増設できますが
現在のソフトで、98%になっています。
電源ON時、メモリ-周波数で立ち上がります。
メモリ-の書き込み/読出しは、1ボタン方式です。
Sメータ-には、100uA程度がいいのですが、スペ-スがないため
ラジケ-タ-を使いました。
振れは、弱い信号では触れず、ある程度の信号から振れます。
ただし、音量はSメ-タ-が振れたいなくても触れても、それほど
差がなく、AGCとしては働いています。
Orion406とデザインを合わせたいので、2号機はアイデアルのケ-スに入れたいと思います。
皆さん、こんにちは。
Libro7000のプロトタイプ受信機が、ようやく完成しました。
ここの所は、以前製作したIFユニットの、手直し作業をしていました。
AGCドライブ回路を見直しました。
1)AGCスタ-ト電圧の設定が不安定だったのを、直しました。
2)2SC1815x2のDCアンプ部の定数を変更しました。
3)AGCファースト/スロ-の定数を変更しました。
たったこれだけですが、かなり時間がかかりました。
改造に合わせて、Dip-IC、フラットICを使った基板を
2種類試作しました。
また、以前の回路で製作したプリント基板を、手直しして
1台作りました。
Dip-ICは、現在では入手が難しく価格も高い物となっています。
その点、表面実装のAD603は、アマゾンでも入手できます。
二つのIF基板は、基本回路は同じですが、スタンバイの方法が
違い様にしました。
Dipタイプ ・・ スタンバイ時、電源を落としようにしてみまし
た。
表面実装タイプ ・・ 電源は入れっぱなしで、尿力回路にリレ-を
付けて、入力をショ-トさせてスタンバイ
します。
なぜそうしたかと言いますと、スタンバイ時のポップノイズを見たかったからです。とたんジスタ-スイッチでで3ん源を切りますが、
やはり、電源スタンバイ方式は、多少ポップが感じられます。
リレ-式は、ポップノイズは全くありません。ただし、これで送信機と
組み合わせた場合、問題がないかは確認していません。
たぶん大丈夫でしょう。
Sメータ-に、手持ちのラジケ-タ-をつないでみましたが、
それなりには、Sメ-タ-として使えそうです。
やはり、ちゃんとした100uAのメ-タ-のほうが、もちろん
フィ-リングはいいです。
弱い信号での振れはあまりよくないようです。
これは、AGC回路のゲインが足りないのかもしれません。
一応、20dBほどはアンプしていますが。
ケ-スに入れたいのですが、適当な物がなく、YM-250あたりに
入れてみようかと思っています。
今回の受信機は、長かった~~と言うのが、感想ですね。
KRA/中島さん、こんにちは。
こちらこそ、ご無沙汰しています。
お元気なようで、何よりです。
今回の、書き込みには、大変驚きました。
また、うれしいですね。
ロンさんからメ-ルをお送りいただいたとのことですが、
当方毎日スパムメ-ルが多く、英語にメ-ルは、無条件で削除して
います。
たぶん、気が付かづ消去したものと思われます。
もし、ご連絡がつくのでしたら、その旨くれぐれも、謝っておいてください。
そして、くれぐれも、よろしくお伝えください。
以前から書いていますが、相変わらず英語は、苦手です。
今回、転記していただいたメ-ルは、翻訳ソフトで100%了解しました。hi
HAYABUSA6は、今でも6mのワッチ用に使っています。
しかし古い設計なので、今使うと、もう少し改良したいところです。
でも、今度は、6mのトランシ-バ-を、やってみたいですね。
中島さん、ありがとうございました。
Re:HAYABUSA6を習作内田さん、お返事ありがとうございます。
また中国で追製作した結果を喜んでいただきよかったです。
6mのDSB機キットは「ラジオの製作」あたりから内田さんが継続的に
取り組まれていること、要求度も常にあると思います。
機会があれば是非後継作をお願いします。
BD6CR/4のRongさんにはお返事を伝え、先方も喜んでいました。
ではまた、新しいBBSに時々書き込みます。JL1KRA 2022/09/26(Mon) 14:20 No.33
Libra7000尾新しいフロントエンドに関して、
少し補足しておきます。
まず初めに、クリスタルフィルタ-の所の、ジャンパ-ピンですが
内臓のフィルタ-は、性能的に良い物が望めないので、外部に
きっちりとしたフィルタ-をつなげるようにしてあります。
また、トランシ-バ-にしたい場合、外部にフィルタ-を置き、
送受信で切り替えるようにできます。
外部の12Vの電源が出ていますが、これはクリコンを製作した
場合の電源になります。
また、IFユニットのスタンバイは、入力部に入っているリレ-を
切り替えてスタンバイするようになっているため、その制御用に
+12Vを出しています。IMF端子。
ミキサ-用バススイッチは、QS3125/3126 または
FST3125/3126などが使えます。
3125と3126の違いは、スイッチONになるためのロジックの
違いです。探せば、この3125タイプのバススイッチは、他にも
あると思います。
また、以前書きましたが、アマゾンにて、入手可能です。
FST3125で検索してみてください。
TRの2SC2851は廃番なので、CYTECへお問い合わせください。
皆さん、こんにちは。
新しい、Liba7000のフロントエンドを、製作しました。
以前との違いは、ミキサ-にHモ-ドミキサ-を使用している所です。
画像フォルダ-に、一部デ-タを、UPしました。
現在、7MHzにて、受信のテストを続けています。
(最近は、コンデションが悪く、手ごろな信号が見つかりませんね。)
現在の問題としては、2SC2851にかなり電流を流すため
かなり発熱することです。
たぶん、壊れることはないと思いますが、何か工夫したいですね。
現在は、銅板を小さく切り、熱収縮チュ-ブにて固定して、放熱
しています。
平衡して、以前製作した、AD603x2のIFブロックの
AGCドライブ回路を、見直しています。
1)AGC設定電圧の設定時が不安定だった。
2)DCアンプ部のTRの定数の見直し。
を中心に行っています。
抵抗一つを決めるにも、何回も取り替えて、そのたびに動作確認と
面倒ですが、ここで一度ノウハウを得ておけば、今後楽になります。
完成と思ったものでも、使っているうちにアラが見えてきます。
そのため、ここで時間をかけて、気が付いた点を改良していくと
いう作業は大切になります。
内田さん、ご無沙汰しています。
BD6CRからHAYABUSA6を中国のハム仲間で現地で手に入る部品で
習作して楽しんでいるとのメールがありました。
内田さんにメールを送ったが届いたかわからないので、連絡して欲しいとのことでした。
Blogにその状況は公開しているそうです。
中国で6mの自作というのは珍しいようですが、
内田さんの設計がいいので再現性が高かったと思われます。
ハムフェアでお会いしなくなってから久しいですがお元気そうで何よりです。
どうぞお元気でお過ごしください。
Uchida-san,
This is BD6CR, Adam Rong. As 6m is active again, I did a survey about 6m DSB transceiver and found your design Hayabusa6. I think it is a good design for BY hams, so I have introduced your design in my blog. A ham in Beijing drew a PCB and opened to all who wants to build it. I have made a few samples and plan to test it. I don't have plan to distribute it as a kit, instead, I will build and let others know that the design is easy to build. I wish to thank you for your design and the schematic open to all. If you have any concerns, please let me know so I will follow it.
釣巻さん、皆さん、こんにちは。
釣巻さんも、H-Modeミキサ-の部品を、集めていたんですね。
やはり、Hモ-ドは、それなりにいですね。
ぜひ、製作してみてください。
私も、H-Modeミキサ-の試作をやっていました。
1815ミキサ-を使用した場合に出る、スポットビ-トが、気になりだすと気になる物で、H-Modeミキサ-使用では出なかったので
最終的には、Hモードに切り替えることにしました。
切り替えるにあたり、ロ-カルのOMのJA1VKV/田中さんの
進めと、バススイッチなどの部品を融通していただきました。
試作機の、IP3測定も、やっていただきました。
IP3は、OIP3を採用しています。
また、RF2Toneは、スパンが、2KHzの物で、評価が厳しく
なります。
結果は、OIP3は30dBmまで行きませんでした。
通常、40dBmとか言われていますが、いろいろな条件があり、
難しいようです。
特に、使用したRFトランスの特性がいまいちなのでしょう。
ついでですが、1815ミキサ-はどうなったかと言いますと、
現用受信機「Orion 406RX」のフロントエンドを
1815ミキサ-+デジタルドライブに作り変えて、現在使っています。以前の、ミキサ-ICより、良い感じを受けています。
一応、プリント基板の部品配置図をUPします。
ご教示有り難うございます。
以前、他所でアナログスイッチやバススイッチを使用したH-mode
ミクサの記事がありました。やはりバススイッチが良好な結果を
示していました。実験しようと部品は集めたのですが、そのままに。
そろそろ涼しくなってきたので...。
釣巻さん、皆さん、こんにちは。
釣巻さん、お元気ですか。久しぶりですね。
74HC4066ですね。
これは、以前一度使用しています。
2007年に公開した、Planet40です。
この時は、SMBとして使用しています。
受信したときの感じは、なかなかいい感じでした。
強い局が出ても、かぶりをあまり感じなかったです。
当時は、4066ですが、現在の主流は、バススイッチですね。
やはり、ON抵抗が小さいのが良いのでしょう。
時代の流れを感じます。
当時の、Planet40の回路図を、UPしてみます。
ご無沙汰してます。興味を持って拝見しています。
ロジックICを使われているようなので、2SC1815もアナログスイッチ
74HC4066か4066を使用するのは如何でしょうか?
前回の書き込みで、分かりにくい所がありました。
悩んでいた、ダイアルを回していくと、ところどころで受信する
ビ-ト音ですが、ロジックICのスイッチングにしたところ、
ビ-ト音の受信レベルが下がりました。
消えなかったところが、なんですが、実際の受信時には問題ない
と思います。
ミキサ-ドライブユニットには、74HC/AC86が良いようです。
ただ、VRによる調整は、ほとんど関係ないようです。
皆さん、こんにちは。
まだまだ、1815ミキサ-をやっています。
他にも、良い特性のミキサ-が出ていますが、どうも真似するだけでは
面白くないなと、感じています。
自作は、見方を変えれば、「シンガ-ソングランタ-」と同じです。
コピ-して歌っているだけでは、自分としての表現が足りないような
気がします。やはり、オリジナリティ-にこだわることは、大切な
一面でしょう。
トランジスタ-が好きで、トランジスタ-で受信機が作れればと、
もう何年も前から思ってきました。
FETを使えば、良い所もありますが、FET自体の入手が難しく
なってきています。あえて、デスコンのFETで作る必要は、無いと
思います。
TRは、電流素子なので、使いにくい点もあります。
しかし、20年ほど前からすると、だいぶ良くなったと思います。
そんなわけで、カメの歩みですが、もうしばらくお付き合いください。
-・・・-
現在の、大きな問題点としては、バンド内のスプリアス受信が
あります。VFOのスプリアスなのか、周波数構成が悪いために
できる、スポット信号なのかは、分かりません。
ただ、SSGをVFOにすると、出ないのがしゃくです。
1815ミキサ-は、スイッチング的な動作をさせていますが、
やはりアナログ動作が残っているので、スプリアスに弱いと考え
今回、ミキサ-のドライブを、ロジックICによるドライブに変えて
見ました。
それに合わせて、ミキサ-の定数も変えました。
結果は、信号の受信はなくなりませんでしたが、受信レベルは
確実に下がりました。
Sにして、半分から1/3ぐらいでしょうか。
ドライブは、74HC86と、74HC04でやってみましたが、
ほとんど同じなので、簡単な74HC04を使ています。
ダイアルにスマ-トダイアルを使ってる為、同じステップ数で
バンド内を移動するのではなく、とびとびの値で移動するため、
通常のワッチでは、スプリアス受信はほとんど気になりません。
現状では、ほぼ満足と言ったところです。
(そうなりたいですね。もう何か月もやってきて、飽きてきています)
別に、H-Modeミキサ-の試作もやっています。
こちらの方が、当然ミキサ-としては上の性能です。
が、先ほど書いたように、ただ使って紹介するだけでは、何か面白く
ありません。
これから先、どうするかですね~。
画像フォルダ-にいくつかのデ-タを、UPしました。
では。
皆さん、こんにちは。
毎日、暑いですね。
1815ミキサ-お、IP3を測定した結果を「画像フォルダ-」に
UPしました。
1815で、結構いけます。
ここまで来るのに、各定数を変更したりして、かなりの時間が
かかりました。
結局、入力トランスに入れた、330pFが効果的でした。
また、全体に電流を流しています。
負荷は軽くタップにしています。
ベ-スは、グランドに対して浮かせています。
前回書きましたが、このミキサ-は、ちょっと癖があります。
この回路は、ベ-ス接地アンプがもとで、アクティブダブラ-の
様な接続になっています。
これが、クセの原因となっています。
1)Loのレベルで、ミキサ-のゲインが変わる
Loが小さい時は、ベ-ス接地アンプの性格が出てきます。
ベ-スに80mW以上を与えると、IMDが良くなります。
Loがこれよりも小さいと、ゲインを持ちます。
Loが100mWを超えると、損失が増えます。
Loが80mWあたりを境に、トランジスタ-の動作点が
変わるような感じを受けています。
Loが、80mWあたりで、損失も0dBあたりになり、IMDも
よくなります。
2)Loの2倍波が多く出ます。
先ほど書きましたが、回路がアクティブダブラ-の接続になって
いるため、しゅつりょくにLoの2倍波が強く出てきます。
通常ミキサ-後のフィルタ-で切りますので、問題がないのですが
受信機内部でのスプリアス受信に結構関係してきます。
特に、PIC、si5351などの内部にクロックをもっている
物がある場合、それらの漏れなどが影響しています。
実は、これが今一番頭を悩ませている問題です。
普通に受信している分には、ビ-トに当たる確率は低いですが、
ビ-トがあると言う事での、がっかり感はあります。
受信機として、かなりの時間聞いていますが、2SC1815でも
受信音が丸く聞こえ、かなりいい感じです。
ロ-カルのKWを受信しても、問題なくバンドがつぶれることは
ありません。
ビ-トの問題ですが、外部のSSGをソ-スとした場合は、まったく
ビ-トは感じられず、やはりVFO字体委に問題が有りそうです。
基本的には、LCの発振回路が一番、信号純度がいいのですが、
ドリフトを考えると、後戻りは難しいです。
si5351のVFOが悪いかと言えば、ちゃんとしたHモ-ド
ミキサ-で実験すると、ビ-トは聞こえなくなります。
結局、ミキサ-回路自体に問題が有るのでしょう。
1か月以上かけてやってきましたが、どうするかで悩んでいます。
ロ-カルからは、Hモ-ドミキサ-への変更を、進められています。
いいのは分かっていますが、2SC1815も捨てがたいし・・・。
今、Hモ-ドミキサ-の部品などの入手などを見ています。
今年の初めに、今年は受信機を作ろうと思いやっていますが、
なかなか先が開けない状態です。
これはこれで、かなり面白いのですが…。
皆さん、こんにちは。
たまには、近況を書かないと、引退したと思われますので・・・。
7月いっぱい、ミキサ-回路をやっていました。
まじめに、RF2Tone発振器を持ち出し、IMD測定などを
やっていました。
結局、「CYTEC版 1815ミキサ-」をもう一度やっています。
ドライブがなんと20dBm(100mW)になりました。
正しいのか、良く分かりません。
ちょっと変わっていて、20dBmより小さくすると、ミキサ-が
ゲインを持ちます。
20dBm以上ですと、ミキサ-の損失が増えます。
結局ミキサ-としては正しくはないのではと思うのですが、
結構使えています。それが、悩みの種です。
バラックで、受信機を作り受信テストを繰り返していますが、
味見をやりすぎると、味がわからなくなるのと同じで、
一体どう聞こえたらいいのか、良く分からなくなっています。
いずれにしても、もう少しあがいてみます。
では、暑い日が続きますが、頑張りましょう。!
新しいフロントエンドと、CYTEC版フロントエンドの
実験基板です。
二つのフロントエンドを、つなぎ変えて受信してみて、
どちらがいいかを決めています。
全体のバランスから言うと、CYTEC版フロントエンドのほうが
IF基板と相性がいいかもしれません。
新しいフロントエンドは、ゲインが少し小さく、IF2段では
ちょっと物足りなさを感じます。ゲインが少ない分、AFアンプの
ゲインを上げています。
強い信号の受信は、1KWロ-カル局の信号を受けて試験。
どちらも、問題なく受信できます。
というか、この時点で歪んでいたら、問題がいですね。
とりあえず、基板のア-トワ-クですね。