皆さん、こんにちは。
いよいよゴールデンウィ-クですね。
毎年ですが、自営の私には、ほとんど関係ないですね。
休んでも、混んでいるようですし・・。
夏が近づくと50MHzが、にぎやかになってきます。
Orion406受信機の時も、7MHz+50MHzが受信できるようにしました。
そこで、近騎亜のLibra7000で、50MHzを聞くための
クリコンを製作してみました。
クリコンと言っても、クリスタル発振器を使うのではなく、最近の
si5351Aを局発に使った物です。
si5351で43MHzを発振させ、50MHzを7MHzに
コンバ-トします。
モ-ドはUSBとなりますので、受信機の方でUSBが受信できなくてはいけません。
(実はこのために、前回BFOを製作しました。)
今回製作に当たり、仕様いs他部品は、手持ちの在庫処分的な部品を
使いました。そのため、あまりおすすめできな点もあります。
在庫処分の部品として
1)リレ- UM-101-K
昔秋月さんで売っていた高周波用リレ-です。当時結構購入しまし
た。現在は入手が難しいのでしょうか。
2)10Kボビン
昔はやった、コイルのまき直しに使った物です。これも、結構在庫
しています。まき直しは、お勧めできないので、CYコイルを
作りました。そのため、在庫が減りませんでした。
3)CY7045(自作:差動アンプIC)
これは自作と言っても、中国の会社で製作してもらったもので、
まだ在庫がります。とても使いやすいので、必要な方はメ-ルで
お問い合わせください。
4)2SK439 FET
このFETは、2SK241とともに一世を風靡しました。
両FETが、ディスコンとなったため、使用する機会を逃し
在庫として持っています。使ってみると、意外と発振したりして
ゲイン管理が難しい面があります。
今では入手が難しい物ばかりですが、他の部品の代替でも製作はできます。参考として、製作デ-タをUPしました。
クリコンは、やってみると結構難しい物で、クリコン自体に大きなゲインを持たせると、ノイズが目立つクリコンになります。
親機自体が、かなりのゲインを持っていますので、ゲインの配分が
難しくなります。
と言って、50MHzでは、プリアンプ部にゲインを持たせないと、
あまり聞こえないクリコンになります。
結局、アンプして、信号レベルを落として、またアンプして、また信号レベルを落とすことをしながら、全体のゲインを合わせていきます。
デバイスのフルゲインで作ると、雷の様なクリコンになります。
さてクリコンが完成しましたが、50MHzバンドは、やはり静かですね。これからだとは思いますが、昔を知っている者としては、寂しい
感じがします。もっと復活してもいいのですがね・・・。