皆さん、こんにちは。
Libra7050の受信テストをしていますが、いくつか気が付いた点を述べてみます。
1)受信周波数が、世間の運用周波数と合わない。
通常、受信周波数は、フィルタ-のセンタ-周波数ではなく、
BFO周波数の位置で表すことが多いようです。
LSBでしたら、センタ-周波数から-1.5KHz離れた位置。
USBでしたら、センタ-周波数から+1.5KHz離れた位置。
となります。
Libra7050(それ以外の受信機も同じですが)は、
周波数表示が、VFO周波数-センタ-周波数で、表しています。
これだけでも、1.5KHzほどずれています。
今までは、USBまたはLSBの片側モ-ドのみの受信機が
今までの対策は、ソフト上で補正して合わせていました。
今回USB/LSBの2モ-ドなので、各モ-ドでの補正が必要に
なります。しかし、8ピンのPICでポ-ト数が足りないので、
モ-ド変更を検知するポ-トが作れません。
つまり、各モ-ドで、受信周波数がずれている状態になります。
これを解消するには、ピン数が多いPICを使う事です。
これはソフトだけではなく、基板から作り直さなければなりませ
ん。また、ケ-スへの実装時、他の基板を外さないと入れ替えられ
ません。
なんか、面倒くさいので、受信周波数に関してはこのままいくこと
にします。
私は、この受信周波数のずれですが、聞こえている所がすべてだっ
たので、あまり気にしていません。人によっては、かなり気になる
方も多い様ですが・・・・。
自作機で、すべてに対して完璧に作るのは、かなり大変です。
自作機は、いい加減な所がオリジナリティ-だと思った方が、良いと思います。(こう書くとと、理由は分かりませんが、怒る人がいるものです。昔のおおらかさが、懐かしいです…。)
2)ビープ音がなく寂しいです。
先ほど書きましたが、PICが8ピンの物で、ビ-プ音を出す、
セラミックは温帯を付けるポ-トがありません。
どうもスイッチを押した時、音がしないのは、なんとなく寂しいで
す。また、操作上でも、困るときがあります。
メモリ-の書き込み時と読出し時、普通はLCDに表示しますが、
今回は、ダイアル表示の周波数カウンタ-を使ったので、表示が
できません。(本当は、できるのですが、やはりポ-トが足りなく
カウンタ-へのデ-タが送れませんので、表示できません。)
CYTECでの、ビ-プ音の採用は、結構早かった思います。
タクトスイッチの様に押すだけのスイッチを使う場合、音がないと
なんとなく、気持ちが悪いです。
3)メモリ-のチャンネルは、もっとあったほうがいいですね。
2バンドにしたので、受信周波数のメインストリ-トがかなり違い
ます。やはりメモリ-を使った方が、移動が速く楽にできます。
これも、8pinPICのせいで、1chとなっています。
どうも先々、VFOを作り直さなくてはならいようです。
今は元気が無くなったので、ぼちぼちと行きます。
今回の受信機で、受信周波数表示に、JF3HZB/上保さんの作られた、アナログ表示周波数カウンタ-を、使わせていただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
実は上保さんのカウンタ-は、製作デ-タを公開していますが、実際には
国内よりも外国で高い評価を得ています。
ESP32を使ったものが、人気がありフランスの自作家が、YouTubeに作ったものをUPしています。
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