皆さん、こんにちは。
個々の所、猛暑が続いていますが、お元気でしょうか。
Gen1130+Tran1130で、他のバンドのトランシ―バ-が
作れるかを、検証するために21MHzトランシ-バ-を、作りました。
フィルタ-周波数も変えました。手持ちがあった、12.8MHzの
クリスタルで、フィルタ-を作りました。
50MHzから、21MHzへのコンバ-トは、いくつかの定数を替え、コイル類を替え、VFO周波数を変えると、変更できます。
今回は、フィルタ-周波数を変えたので、変更する部分が多くなりましたが、9MHzジェネレ-タ-の場合ですと、マッチング部分がそのまま使えますので、以下の部分の変更で済みます。
1)7K/10Kコイルと同調コンデンサ-
2)ファイナル部のLPFのコイル、コンデンサ-定数
3)VFO発振周波数
LPFの計算は、CYTECから出ているツ-ルが使えます。
コンバ-ト時の注意点は、周波数が低くなると、全体的にゲインが
あがるので、プリアンプと送信部2SK241などのゲインを調整
する必要があります。
具体的には、ソ-ス抵抗を大きくする、ドレイン出力に抵抗を抱かせて
ゲインを落とす。などで、合わせられます。
(3.5MHz、7MHzはやっていないのですが、受信時や送信時の
デバイスの飽和に気を付ければ、あとは同じです)
送信出力は、はっきりしませんが、200mWは出ています。
50MHzで、以前200mWと書きましたが、その後の測定では、
100mWちょっと、と言う結果になっています。
オシロがあれば、出力波形をモニタ-して、2SK241のドライバ-段が飽和していないかを見ます。ゲインが高いと、発振の様なぶれた
波形が観測されます。VFO入力レベルを変えたりして、綺麗な波形に
なるようにします。
今回の試作に際して、VFO周波数表示に、小型LCD/AQM1602を使いましたが、これはケ-スが、YM250と高さがないため。小型な物を使いました。
色は、ホワイト仕様です。今度つまみを赤で塗装してみようと、思います。
1130シリ-ズは、これで3台試作しましたが、再現性も良く、実用面でも、十分な性能を持っています。
トランスバ-タ-部の基板が、届きましたので、TRAN1130の
キット製作を進めます。
VFO部をどうするかで、悩んでいます。